韓国ドラマ『ヒーラー』感想|チチャンウクの映画級アクションがカッコよすぎぃ!

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『奇皇后』のチ・チャンウクさんと『トキメキ☆成均館スキャンダル』のパク・ミニョンさんが共演する『ヒーラー~最高の恋人~』。

2014年のKBS演技大賞では、チ・チャンウクさんが「人気賞(男性)」、パク・ミニョンさんが「中編ドラマ部門 女性優秀演技賞」を、そして2人で「ベストカップル賞」を受賞されました(韓国版wikiより)。

今回は、『ヒーラー~最高の恋人~』のキャストやあらすじ、個人的な感想に基づくおすすめポイントについて紹介させていただきます!

(TOP画像は韓国公式HPより)

TSUNJI
TSUNJI

おすすめ韓国ドラマ度:
星4.0の一度は見ておきたいおすすめドラマです!

 

『ヒーラー~最高の恋人~』の基本情報

予告編

「ヒーラー~最高の恋人~」日本版予告編

あらすじ

ヒーラー~最高の恋人~でジョンフとミジャが作戦を立てている様子

出典:ヒーラー~最高の恋人~

ヒーラーと呼ばれる闇の便利屋ソ・ジョンフ(チ・チャンウク)のもとには、様々な人間から依頼が舞い込む。

ある日のジョンフが依頼されたのは、Web新聞の記者ヨンシン(パク・ミニョン)のDNAを採取する、というものだった。

ヨンシンは、父が弁護士とカフェを営んでいたことから、更生を目指す前科者に様々なスキルを教えてもらって取材に活かしていたが、まだまだ下っ端で、特ダネを目指して有名人に張り付く毎日を送っていた。

実はヨンシンのDNA採取を依頼したのは、ヨンシンが憧れる有名記者キム・ムンホ(ユ・ジテ)で、”ある人”を探して何度もヒーラーに依頼を出していた。

そんな中、以前に担当した依頼で会った男が殺され、ジョンフが犯人として指名手配されることに…。自分をはめた犯人や、なぜか下っ端記者ヨンシンに目をかけるムンホの関係を調べていく中で、知らずしらずのうちにヨンシンだけでなく”自分自身の秘密”へと迫っていくのだった…。

 

『ヒーラー~最高の恋人~』のキャスト

相関図

ヒーラー~最高の恋人~のキャラクター相関図

出典:https://www.cinemart.co.jp/healer/

チ・チャンウク

ソ・ジョンフ/パク・ボンス役
殺し以外は何でも請け負う、闇の便利屋。幼いころの経験から人間を信じておらず、無人島を購入して自由に暮らすのが夢

出典:ヒーラー~最高の恋人~

▼チ・チャンウクさんの他出演作品:
『コンビニのセッピョル/2020年』
『僕を溶かしてくれ/2019年』
あやしいパートナー/2017年』
『THE K2~キミだけを守りたい~/2016年』
『奇皇后/2013年』
ペク・ドンス/2011年』 など

パク・ミニョン

チェ・ヨンシン役
インターネット新聞サムデーニュースの新米記者。幼いころのトラウマで暴力行為を見ると発作を起こす。闇の便利屋について取材するなかで、ヒーラーに恋心を抱くようになる。

出典:ヒーラー~最高の恋人~

▼パク・ミニョンさんの他出演作品:
『天気が良ければ訪ねて行きます/2020年』
『彼女の私生活/2019年』
キム秘書はいったい、なぜ?/2018年』
『七日の王妃/2017年』
『リメンバー~記憶の彼方へ~/2015年』
『トキメキ☆成均館スキャンダル/2010年』 など

ユ・ジテ

キム・ムノ役
ABS局の有名記者。過去の事件に対する罪悪感から、“とある子ども”を探している。

出典:ヒーラー~最高の恋人~

▼ユ・ジテさんの他出演作品:
『イモン~禁断の愛~/2019年』
『マッド・ドッグ/2018年』
『グッドワイフ/2016年』
『スターの恋人/2008年』 など

キム・ミギョン

チョ・ミジャ役
闇の便利屋であり、ヒーラーへの依頼窓口。元刑事で凄腕のハッカー。

出典:ヒーラー~最高の恋人~

▼キム・ミギョンさんの他出演作品:
サイコだけど大丈夫/2020年』
ゴー・バック夫婦/2017年』
『師任堂(サイムダン)色の日記/2017年』
『主君の太陽/2013年』 など

個人的に印象深かった助演キャスト

  • オ・グァンノク(キ・ヨンジェ役)
    初代ヒーラーで、ジョンフの師匠。
  • パク・サンミョン(チェ・チス役)
    虐待で心を閉ざしていた幼いヨンシンを引き取り、育ててきた養父。
  • パク・ウォンサン(チャン・ビョンセ役)
    サムデーニュース部長でヨンシンの上司。
  • パク・サンウォン(キム・ムンシク役)
    ムンホの兄で、チェイル新聞のオーナー。
  • ト・ジウォン(チェ・ミョンヒ役)
    ムンシクの妻で、ムンホの義姉。
  • ウ・ヒジン(カン・ミンジェ役)
    ムンホの同期で元恋人。
  • チョ・ハンチョル(ユン・ドンウォン役)
    刑事。ミンジャの後輩。

 

『ヒーラー~最高の恋人~』の感想(多少のネタバレあり)

映画のようなスピート感のあるアクションシーン

ヒーラー~最高の恋人~でジョンフの格闘シーン

出典:ヒーラー~最高の恋人~

やっぱり『ヒーラー』といえばアクションシーンですよね。

スピード感のある格闘シーンのなかで、突如おとずれるスローモーションの演出が見事で、何度見てもゾクゾクします。

特に第8話のエレベーターのシーンは、まるで映画『ミッション・インポッシブル』のような1秒を争う緊迫感で、絶対に一度は見ておきたい名シーンでした。

(さらに言うなら、↑の緊張感のあるシーンの直後に、『ヒーラー』のなかでもトップクラスに有名な甘々キスシーンがあってキュン死しそうになります、笑)

顔の見えない相手に心惹かれる様子に感動

ヒーラー~最高の恋人~でジョンフとヨンシンが手を繋ぐシーン

出典:ヒーラー~最高の恋人~

ヒロインのヨンシンは最初、取材対象として「トップクラスの便利屋であるヒーラー」に憧れていました。そこから出会いを重ねるごとに少しずつ心惹かれ、相手の顔が見えないなかでも好きになり、その思いを伝えようと努力します

そしてジョンフも、不思議と安心するヨンシンのことが気になり、すこしずつプロの便利屋から年相応の青年へと変化していきます。

そんな2人の心がだんだん近づいていく様子にめちゃくちゃほっこりします。

最初のデートで、顔を見せないなかで手をつなぎ「そばにいるよ」とアピールするシーンは特に何度も見返したくなりますよ!

緊迫感のあるストーリーの中での甘々なひととき

ヒーラー~最高の恋人~でジョンフとヨンシンがキスするシーン

出典:ヒーラー~最高の恋人~

『ヒーラー』は過去に起こったある事件と、それに関わる6人の現在が、物語に大きく関わっています。

特に前半は推理パートというか、登場人物たちが「自分が見えている範囲の事実」だけをもとに、周囲の相手を疑ったり秘密を探ろうとしたりします。

なので私自身、「いやいや違うんだって!なんで気が付かないの~」とか「ってかサブタイトルの”最高の恋人”って何よ?」と最初は思っていました。

でも安心してください(?)

後半は遅れを取り戻せとばかりに甘々なシーンが満載です(笑)

しかも、シリアスなシーンと甘々なシーンがバランス良く配置されているので、緊張と緩和にドキドキしっぱなしでした。

印象的なセリフ

「私は信じてるの 縁や運命というものを 本当にあるから言葉が作られたはず」

出典:ヒーラー~最高の恋人~ 第3話より

『ヒーラー』の根幹にあるのは、「人の縁」なのだと思います。

過去の6人が様々な形で物語に影響をおこし、ジョンフやヨンシンの人生を大きく変えました。でもそのおかげで2人は出会うことができたわけです。

「縁」というものを考えると、自分が出会う人やモノ(韓ドラも)をすごく大切に感じれるのではないでしょうか

 

『ヒーラー~最高の恋人~』のおすすめ韓国ドラマ度は★4

ハッピーエンド4.0
ストーリー3.5
キャラクター4.0
総合4.0

チ・チャンウクさん演じるジョンフが、少しずつヨンシンを愛することに目覚めて、戸惑いつつもどこか喜んでいる様子がめちゃくちゃほほえましい。

あと、主要メンバーの母親役を演じることの多いキム・ミギョンさんが、凄腕のハッカーとして活躍していたのも個人的には衝撃でした(笑)

↓キム・ミギョンさんがヒロインの母役で出演しているおすすめ作品

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スピード感のあるアクションシーンや、緊迫感のあるストーリー展開で、あっという間に視聴してしまいました。(ただ、あえて注文をつけるなら、終盤にもう1回くらいガッツリアクションを見たかった!)

チ・チャンウクさんとパク・ミニョンさんの魅力が溢れまくってるドラマなので、お二人が好きな方には絶対オススメです!

 

(ちなみに、ネタバレ込みで結末についてコメントするなら↓)

悪役の退治方法があっさりしすぎてて消化不良。
特にムンホの兄のムンシクの終わり方は何?
「奥さんに真相を知られて意気消沈し、酔うと幻覚が見えるんです、かわいそうでしょ?」って、そんなん思えるか!(# ゚Д゚)

 

【番組情報・制作スタッフ】

原題힐러
話数全20話(1,231分=約20時間半
※U-NEXTでは全20話
視聴率平均視聴率:8.6%
最高視聴率:10.3%(第13話)
※AGBニールセンメディアリサーチ
(出典:韓国版wikiより)
放送2014年
提供KBS
演出▼イ・ジョンソプ
『ただひとつの愛/2019年』
『七日の王妃/2017年』
『製パン王キム・タック/2010年』
『快刀ホン・ギルドン/2008年』 など
脚本▼ソン・ジナ
『王は愛する/2017年』
『シンイ-信義-/2012年』
『太王四神記/2007年』 など

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