『愛の温度』のキム・ジェウクさんと、『キム秘書はいったい、なぜ?』のパク・ミニョンさん主演の『彼女の私生活』を完走しました~
美術館の学芸員としてバリバリ働きつつ、こっそりオタク活動に励む女子と、もともとは天才画家として有名で、その審美眼を買われて赴任した美術館新任館長のラブコメ。
『キム秘書はいったい、なぜ?』で、綺麗なのに笑えるパクミニョンさんのコメデエンヌっぷりにハマってから、ずっと見たかった作品。
2021年6月にやっと、U-NEXTで全話見放題配信となったのでさっそく視聴しました。
今回は、『彼女の私生活』のキャストやあらすじ、個人的な感想に基づくおすすめポイントについて紹介させていただきます!
(トップ画像は公式HPより)
星4.5の何度も見返したくなる超おすすめドラマです!
『彼女の私生活』の基本情報
予告編
あらすじ
いつも仕事を完璧にこなし、周囲からの信頼も厚い美術館の学芸員ソン・ドクミ(パク・ミニョン)。実は、プライベートでは熱狂的なアイドルオタクで、仕事が終わるとすぐにカメラ片手に“人気アイドル・シアン”のもとに通い、ファンサイトを更新する毎日を送っていた。
ある日、美術館の館長の裏金問題が発覚。新しい館長として赴任したのは、海外のオークション会場でトラブルになったライアン・ゴールド(キム・ジェウク)だった。
第一印象のせいもあり、最初はぶつかり合う二人だったが、互いの仕事への姿勢を少しずつ認め合うようになっていく。
そんななか、美術館の5周年イベントで、推しアイドル・シアンと仕事をすることになり、狂喜するドクミ。しかし、その姿をファンに誤解されて大炎上してしまう。
あまりに過激なファンからの襲撃に、ドクミのことが心配になったライアンは、「偽装恋愛することで騒ぎを落ち着かせよう」と提案するが……。
『彼女の私生活』のキャスト
相関図
キム・ジェウク
ライアン・ゴールド役
天才画家兼アートディレクター。鋭い審美眼は海外でも高く評価されている。チェウム美術館の新館長として就任する。
▼キム・ジェウクさんの他出演作品:
『客ーザ・ゲストー/2018年』
『愛の温度/2017年』
『ボイス~112の奇跡~/2016年』
『君を守る恋~Who Are You~/2013年』
『赤と黒/2011年』
『コーヒープリンス1号店/2007年』 など
パク・ミニョン
ソン・ドクミ役
チェウム美術館の学芸員。仕事一筋に見えるが、実は熱狂的なアイドルオタク。人気アイドルグループ『ホワイトオーシャン』のシアンのファン。
▼パク・ミニョンさんの他出演作品:
『天気が良ければ訪ねて行きます/2020年』
『キム秘書はいったい、なぜ?/2018年』
『七日の王妃/2017年』
『リメンバー~記憶の彼方へ~/2015年』
『ヒーラー~最高の恋人~/2014年』
『トキメキ☆成均館スキャンダル/2010年』 など
アン・ボヒョン
ナム・ウンギ役
ドクミの幼なじみ。元柔道の銀メダリストで、現在は柔道場の館長。
▼アン・ボヒョンさんの他出演作品:
『梨泰院クラス/2020年』
『水曜日 午後3時30分 ~輝く恋の時間~/2017年』
『太陽の末裔 Love Under The Sun/2016年』
『最高の恋人/2015年』 など
チョン・ジェウォン/ONE(ワン)
チャ・シアン役
人気アイドルグループ『ホワイトオーシャン』のメンバー。両親の影響で芸術に興味を持っており、イ・ソルという画家の作品が好き。
▼チョン・ジェウォン(ONE)さんの他出演作品:
『ナインルーム/2018年』
『花遊記<ファユギ>/2017年』 など
パク・ジンジュ
イ・ソンジュ役
ドクミの親友。アイドルオタクだが子どもが生まれてからオタ活は控えめ。カフェ経営。
▼パク・ジンジュさんの他出演作品:
『サイコだけど大丈夫/2020年』
『ボーイフレンド/2018年』
『あなたが眠っている間に/2017年』
『1%の奇跡~運命を変える恋~/2016年』
『私の残念な彼氏/2015年』
『匂いを見る少女/2015年』 など
個人的に印象深かった助演キャスト
- メン・サンフン(ソン・グンホ役)
ドクミの父親、石オタク。 - キム・ミギョン(コ・ヨンスク役)
ドクミの父親、編み物オタク。 - キム・ボラ(シンディ/キム・ヒョジン役)
シアンのファン、チェウム美術館インターン。 - キム・ソニョン(オム・ソヘ役)
シンディの母親、前任のチェウム美術館館長。
『彼女の私生活』の感想(多少のネタバレあり)
全力のオタ活は見ているだけで楽しい
パク・ミニョンさん演じるドクミは、ファンサイトの管理人として他のファンから絶大な信頼を得るほどの熱狂的なオタクです。
その振り切れ具合は清々しいほどで、美術館の学芸員としてバリバリ働いている時とのギャップに笑わずにはいられません。
オタ活をしているときのパク・ミニョンさんが本当にイキイキしていて、見ているだけで楽しい気持ちになりますよ!
スマートなのにどこか抜けてるライアンが“ツボ”
キム・ジェウクさん演じるライアン館長は、どこかミステリアスで、大人な魅力にあふれていますが、ちょっとだけ視野が狭いというか、「これ」と決めたら脇目も振らずに突っ走るタイプのキャラクターです。
なので、ちょこちょこ勘違いをしたり失敗したりしては、「僕はなんてことを…!?」と落ち込むんですが、見てる側としては爆笑もの(笑)
しかも、ドクミのことが気になりだしてからは、イタズラっ子のような一面も出てきて、ニヤニヤが止まりませんでした。
ラブシーンがとにかく美しく、幸せそうなな雰囲気が微笑ましい
キム・ジェウクさんもパク・ミニョンさんも、どちらかと言うと「キレイ系」の俳優なので、とにかくラブシーンが美しいんです(もちろん撮り方もあるとは思いますが)。
物語後半にかけて急増するキスシーンは色気たっぷり。
しかも、過去のトラウマをかかえたライアンと、それを癒そうと寄り添うドクミが微笑ましすぎて、ものすごく温かい気持ちになりました。
アン・ボヒョンが“良い味”だしてる
2020年に大流行した『梨泰院クラス』では、主人公パク・セロイの敵として、最初から最後までク◯憎たらしい役を演じたアン・ボヒョンさん。
本作では、ヒロイン・ドクミの幼なじみであり、ずっと一緒に育ってきた兄妹のような存在ウンギを演じます。
このウンギがめちゃくちゃ“いい味”を出してるんですよ。
なんだかんだでドクミのことを大切にしていたり、子どもや女性に優しかったり、恋に対してすごく不器用だったり……
あと、終盤のエピソードには号泣。ほんと幸せになって欲しい“良いヤツ”!
(あと、最終話の大どんでん返しに爆笑しました、笑)
印象的なセリフ
「記憶を映像化できたらな
何度も再生したい
キャプチャーも取るわ
補正してGIFアニメに」出典:彼女の私生活(U-NEXT) 第14話より
「あ、よくやるやつ」と思ったら無性に笑えてきたセリフでした。
最近韓ドラを見ていると、1作品あたりで1万5千枚とかキャプチャーしているので、ちょっと自重しないとな~と思ってます(笑)
『彼女の私生活』のおすすめ韓国ドラマ度は★4.5
ハッピーエンド | |
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ストーリー | |
キャラクター | |
総合 |
前半は、ドクミの隠れオタクっぷりや、ライアンとの激突など割とコメディ色強めです。一方後半は、過去のトラウマを抱えるライアンと、それにより寄り添うドクミの甘々なラブストーリーへと変化していきます。
主要キャラクターたちが理不尽にさらされることなく、テンポよく進むストーリーと、納得感のある展開だったので、思わずイッキ見してしまいました。
パク・ミニョンさん、キム・ジェウクさんが好きな方はもちろん、ラブコメ好きの方にも超おすすめのドラマです。ぜひ視聴してみてください♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【番組情報・制作スタッフ】
原題 | 그녀의 사생활 |
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話数 | 全16話(約1,117分=約18時間半) ※U-NEXTでは24話 |
視聴率 | 平均視聴率:2.7% 最高視聴率:3.1%(第9話) ※AGBニールセンメディアリサーチ (出典:韓国版wikiより) |
放送 | 2019年 |
提供 | tvN |
演出 | ▼ホン・ジョンチャン 『ライフ/2018年』 『医心伝心~脈あり!恋あり?~/2017年』 『世界でもっとも美しい別れ/2017年』 『ディア・マイ・フレンズ/2016年』 など |
脚本 | ▼キム・ヘヨン ※現在調査中 |