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『ボーイフレンド』感想|パグボゴムが健気で真っ直ぐな年下男子を爽やかに好演♪

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雲が描いた月明り』のパク・ボゴムさんと、『太陽の末裔 Love Under The Sun』のソン・ヘギョさん主演の『ボーイフレンド』を完走しました~

平凡な毎日を大切に生きる年下男子と、政治家の娘・財閥の元嫁として常にマスコミに注目される年上女子が、異国の地で偶然出会ったことから始まるラブストーリー。

ある意味、ド定番の逆シンデレラストーリーですが、パク・ボゴムさん演じるジニョクの健気でまっすぐな好青年っぷりや、ヒロインのスヒョンの固く閉ざされた心が少しずつほぐれていく様子にじんわりと心が温かくなります。

今回は、『ボーイフレンド』のキャストやあらすじ、個人的な感想に基づくおすすめポイントについて紹介させていただきます!

(トップ画像は公式HPより)

TSUNJI
TSUNJI
おすすめ韓国ドラマ度
星4の一度は見ておきたいおすすめドラマです!

 

『ボーイフレンド』の基本情報

予告編

出典:YouTubeチャンネル「NBCユニバーサル アジア」

あらすじ

出典:ボーイフレンド

有名政治家の娘であるチャ・スヒョン(ソン・ヘギョ)は、テギョングループの御曹司と結婚するも、夫の浮気が原因で2年で破局

慰謝料として手にしたトンファホテルの代表に就任し、傾きかけだった事業を再建。業界No.1の一流ホテルへと成長させてきた。

新規参入のために訪れたキューバを観光中だったスヒョンは、ひったくりに荷物をすべて盗られてしまう。困った彼女を助けたのは、現地を旅行中だった青年キム・ジニョク(パク・ボゴム)だった。

二人は、お互いに相手のことが気になりつつも、連絡先どころか名前すら知らずに別れてしまう

帰国後、トンファホテルの採用通知を受け取ったジニョクは、就職先の代表がキューバで出会った女性スヒョンであると知る。

家庭環境や年齢差、上司と部下としての立場の違いなどに戸惑いつつも、二人は徐々に惹かれ合っていく

そんなある日、たまたま二人で出かけた姿がマスコミにスクープされ、テギョングループの会長の怒りを買ってしまい……。

 

『ボーイフレンド』のキャスト

相関図

出典:https://kandera.jp/sp/boyfriend/

パク・ポゴム

キム・ジュニョク役
実家が果実店を営む平凡な家庭の青年。トンファホテルの新入社員。

旅行先で出会った女性が、自分の就職した会社の代表だと知って驚くが、積極的に関係性を築こうと努力する。

出典:ボーイフレンド

▼パク・ポゴムさんの他出演作品:
『青春の記録/2020年』
雲が描いた月明り/2016年』
恋のスケッチ~応答せよ1988~/2015年』
『君を憶えてる/2015年』 など

ソン・ヘギョ

チャ・スヒョン役
大統領候補の有名政治家の娘であり、テギョングループの元嫁。離婚時として手にしたトンファホテルを、一流ホテルに成長させた敏腕女社長。

常にマスコミから動向を注視されているため、ほとんど笑うことがなく、ホテルの社員からは“氷の女王”というイメージを持たれている。

出典:ボーイフレンド

▼ソン・ヘギョさんの他出演作品:
太陽の末裔 Love Under The Sun/2016年』
『その冬、風が吹く/2013年』
『オールイン/2003年』 など

チャン・スンジョ

チョン・ウソク役
テギョングループの代表。スヒョンの元夫。

自身の浮気が原因で離婚したはずなのに、元嫁のスヒョンのことを何かと気にかける。

出典:ボーイフレンド

▼チャン・スンジョさんの他出演作品:
『カネの花~愛を閉ざした男~/2018年』
知ってるワイフ/2018年』
『私の婿の女/2016年』 など

コ・チャンソク

ナム・ミョンシク役
スヒョンの運転手であり良き理解者。スヒョンの父とは、元記者仲間であり仲が良い。

出典:ボーイフレンド

▼コ・チャンソクさんの他出演作品:
『メモリスト/2020年』
『私たちが出会った奇跡/2018年』
キルミー・ヒールミー/2015年』
『夜警日誌/2014年』
『グッド・ドクター/2013年』 など

クァク・ソニョン

チャン・ミジン役
スヒョンの秘書であり親友。

出典:ボーイフレンド

▼クァク・ソニョンさんの他出演作品:
賢い医師生活 シーズン2/2021年』
賢い医師生活 シーズン1/2020年』
『VIP/2019年』
『親愛なる判事様/2018年』 など

個人的に印象深かった助演キャスト

  • ムン・ソングン(チャ・ジョンヒョン役)
    スヒョンの父。有名政治家。
  • ナム・ギエ(チン・ミオク役)
    スヒョンの母。
  • チャ・ファヨン(キム・ファジン役)
    テギョングループ会長。
  • シン・ジョングン(キム・ジャンス役)
    ジニョクの父。
  • ペク・ジウォン(チュ・ヨンジャ役)
    ジニョクの母。
  • P.O/Block B(キム・ジンミョン役)
    ジニョクの弟。
  • キム・ジュホン(イ・デチャン役)
    居酒屋社長。ジニョクの幼馴染であり兄貴分。
  • チョン・ソニ(チョ・ヘイン役)
    ジニョクの幼馴染。トンファホテル広報部の社員
  • パク・ジンジュ(ク・ウジン役)
    トンファホテル広報部の社員。

 

『ボーイフレンド』の感想(多少のネタバレあり)

異国情緒あふれる出会いの“特別感”

本作の魅力はなんといっても、どこか懐かしさすら感じるキューバの美しい風景。笑顔と歌と踊りにあふれた町並みは、まるで別世界のような異国情緒にあふれています。

出典:ボーイフレンド

そんなキューバを、本当に楽しそうに散策するジニョク。

出典:ボーイフレンド

一方スヒョンは、どこか冷たくうつろな表情。

出典:ボーイフレンド

そんな対照的な心情でキューバを訪れた二人が偶然出会うんです。

互いに相手のことが気になるのになかなか一歩を踏み出せないじれったさは、「あぁ、この出会いは“特別”なんだ」と強烈に印象づけてくれました。

出典:ボーイフレンド

最高の彼氏であり最高の息子

パク・ボゴムさん演じるジュニョクがとにかく好青年!文句のつけようが無い!

優しいし思いやりがあるし、ユーモアも教養もある。健気で一途で、芯の強さもあって、「愛すること」への強い自信を感じるのも◎

もちろん、ピンチのときには颯爽と助けに来てくれる。

一方、スヒョンをからかったり拗ねてみたりとユーモアもたっぷり。ベロベロに酔ってるシーンは特におすすめの可愛さですよ♪

出典:ボーイフレンド

また、スヒョンへの愛情だけでなく、家族への愛情にもあふれています。

特に終盤、母親と二人で対話するシーンがあるのですが、孝行息子すぎて「自分の息子もこんな風に成長してくれたらな~」なんて欲張りな妄想をしてしまいました(笑)

閉ざされていた心がほぐれる様子に胸が温かくなる

ソン・ヘギョさん演じるスヒョンは、有名政治家の娘・財閥の元嫁として、笑顔を見せることにすら気をつかう窮屈な生活を強いられています。

“氷の女王”と噂されるほど、固く閉ざされていた心が、ジュニョクとの出会いでだんだんとほぐれていく様子を見ていると、こちらまで優しい気持ちになります。

出典:ボーイフレンド

涙ひとつ見せなかったスヒョンが、ジュニョクと愛を育むなかで流す様々な涙は、嬉しさも悲しさも含めて、氷に閉ざされた心がだんだんと溶け出しているようで、思わずもらい泣きしてしまいました。

出典:ボーイフレンド

 

『ボーイフレンド』のおすすめ韓国ドラマ度は★4

ハッピーエンド
ストーリー
キャラクター
総合

韓国ドラマを見ていて、「中盤から面白くなってきた!」って思ったことありませんか?最初の方は「説明回」的な感じがするというか……

その点、『ボーイフレンド』は違います。

異国情緒あふれるキューバの風景と、軽やかな音楽や踊り、対照的な二人の心理描写は、まるで映画を見ているようで、一気にハマること間違いなし!

また、格差恋愛にありがちな周囲の反対のなかでも、ちゃんと理解を示し心から応援してくれる人たちもいて、私のようにドロドロな展開が苦手な人でも楽しめます♪

じんわりと心が温かくなる優しいラブストーリーなので、パク・ボゴムさんやソン・ヘギョさんがお好きな方は、ぜひ視聴してみてくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

【番組情報・制作スタッフ】

原題 남자친구
話数 全16話(約1,080分=約18時間
※U-NEXTだと全24話(+特典8話)
視聴率 平均視聴率:8.4%
最高視聴率:10.3%(第2話)
※AGBニールセンメディアリサーチ
(出典:韓国版wikiより)
放送 2018年
提供 tvN
演出 ▼パク・シヌ
『トラップ~最も残酷な愛~/2019年』
『嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~/2016年』
『野王(ヤワン)/2013年』 など
脚本 ▼ユ・ヨンア
映画『82年生まれ、キム・ジヨン/2019年』
映画『君に泳げ!/2013年』
『タンタラ~キミを感じてる~/2016年』
『キレイな男/2013年』 など