韓国の男性アイドルグループ『ASTRO』のメンバーで『新米史官ク・ヘリョン』のチャ・ウヌさんと、『恋の花が咲きました~2人はパトロール中~』のイム・スヒャンさん主演の『私のIDはカンナム美人』を完走しました~
チャ・ウヌさんがカッコ良い!
チャ・ウヌさんは本作がドラマ初主演。
韓国では「顔面国宝」や「顔面天才」といったあだ名で呼ばれることもあるそうですが、たしかに顔の偏差値が高すぎる!
本作でチャ・ウヌさん演じる男主人公は、かなり言葉少なめな独特の雰囲気を持ったキャラクターなのに、「チャ・ウヌさんさえ画面に映ってれば良い」と感じるくらい強烈な美しさの俳優さんです。
今回は、『私のIDはカンナム美人』のキャストやあらすじ、個人的な感想に基づくおすすめポイントについて紹介させていただきます!
(トップ画像は公式HPより)
星3.5の一度は見ておきたいおすすめドラマです!
『私のIDはカンナム美人』の基本情報
予告編
あらすじ
幼いころ、太っていたためにイジメられたカン・ミレ(イム・スヒャン)。努力して痩せてみてたがそれでもキレイになれず、イジメはひどくなるばかり。ついに「バケモノ」とあだ名をつけられてしまうくらいだった。
せめて平凡になりたいと決心をして、大学入学を機に美容整形を受ることに。無事に整形に成功し、驚くほどキレイになったミレだったが、入学した大学で、中学校のときの同級生であるト・ギョンソク(チャ・ウヌ)と再会してしまう。
黙っていれば分からないのでは?と期待するも、早々に同級生であることに気づかれてしまったミレは、せめて整形したことは黙っていて欲しいとお願いするのだった。
ある日、とあるイベントで知り合った女性とミレが食事していたところ、なんとその女性がギョンソクの母親であると判明。
自分のことを捨てた母親のことを憎んでいたギョンソクだったが、実は事情があったことを知り和解。きっかけになってくれたミレのことが気になりだしたギョンソクは、少しずつミレとの仲を深めていこうとする。
そんななか、ミレに一目惚れした化学科の教授助手ヨン・ウヨン(クァク・ドンヨン)が、ミレの家の近くに引っ越してくることになる。まんざらでもなさそうなミレを見たギョンソクは、驚きの行動に出る。
果たして2人の恋の行方は…?
『私のIDはカンナム美人』のキャスト
相関図
イム・スヒャン
カン・ミレ役
幼いころから容姿のせいでイジメられてきたが、大学入学を機に整形し「キレイな容姿」を手に入れる。だが、心は深く傷ついたままで、引っ込み思案な性格を変えたいとすこしずつ努力する。
▼イム・スヒャンさんの他出演作品:
『恋の花が咲きました~2人はパトロール中~/2017年』
『吹けよ、ミプン/2016年』
『ドキドキ再婚ロマンス 子どもが5人!?/2016年』 など
チャ・ウヌ (ASTRO)
ト・ギョンソク役
ミレの中学のときの同級生。「伝説のイケメン」として有名になるほどだったが、人付き合いのできる性格でなかったため、周囲からは距離を置かれていた。
▼チャ・ウヌさんの他出演作品:
『女神降臨/2020年』
『新米史官ク・ヘリョン/2019年』
『トップマネジメント/2018年』
『僕たちの復讐ノート/2017年』
『最高の一発~時空を超えて~/2017年』 など
チョ・ウリ
ヒョン・スア役
ミレの大学の同級生。天然美人で社交的な性格。化学科の1年生でトップの美人として、多くの男子に想いを寄せられる人気者になる。
▼チョ・ウリさんの他出演作品:
『あいつがそいつだ/2020年』
『愛はビューティフル、人生はワンダフル/2019年』
『太陽の末裔 Love Under The Sun/2016年』 など
クァク・ドンヨン
ヨン・ウヨン役
ミレたちの先輩で化学科の教授助手。面倒見が良く、後輩たちから慕われる。
▼クァク・ドンヨンさんの他出演作品:
『その年、私たちは/2021年』
『ヴィンチェンツォ/2021年』
『サイコだけど大丈夫/2020年』
『魔女たちの楽園 ~二度なき人生~/2019年』
『ボクスが帰ってきた/2018年』
『雲が描いた月明り/2016年』
『モダン・ファーマー/2014年』 など
個人的に印象深かった助演キャスト
- パク・チュミ(ナ・ヘソン役)
ギョンソクの母、香水会社韓国ケルン代表。 - ミン・ドヒ(オ・ヒョンジョン役)
ミレの友人、ルームメイト、心理学科大学生。 - パク・ユナ(ユ・ウン役)
化学科大学生、学科代表。
『私のIDはカンナム美人』の感想(多少のネタバレあり)
チャ・ウヌさんが存在するだけでワンシーンとして切り取れる異次元のカッコよさ
私がチャ・ウヌさんを初めて拝見したのは、『新米史官ク・ヘリョン』という短編史劇でした。
この作品で、チャ・ウヌさんが演じたのは王位継承序列第2位の王子役。「とある理由で幼いころから幽閉されいる」という設定で、浮世離れした儚げな雰囲気がめちゃくちゃハマり役だったのを憶えています。
一方、本作『私のIDはカンナム美人』では、学部イチのイケメンとして、「独特の雰囲気があって近寄りがたい。でもカッコいい!」と女子の視線をクギ付けにします。
作中で「日常がドラマになる人間」という表現があるのですが、めちゃくちゃ納得(笑)
しかも実は、感情をあらわすのが苦手なだけの、ちょっぴり不器用な男の子だと分かってさらに魅力が爆発。ミレに褒められて、「ふふん♪」って感じで照れくさそうに微笑む姿はホントにヤバかったです(笑)
クァク・ドンヨンさん演じる先輩が優しくて健気
ギョンソクの恋敵であるヨン・ウヨン先輩を演じるのはクァク・ドンヨンさん。
『雲が描いた月明り』では、パク・ボゴムさん演じる世子の幼馴染であり、秘密を抱えながら武官として仕えるビョンヨン役を演じたり、『サイコだけど大丈夫』では、主演2人に「愛情への飢え」を気づかせる重要な患者役として特別出演したりと、難しい役柄のキャラクターを見事に演じてこられました。
もちろん、本作で演じるウヨン先輩もすごく重要な役です。
後輩が財布を忘れているのに気がついたらそっとおごってくれる。道で重い荷物に苦労している人を見かけたらすぐに助けてくれる。ミレに一目惚れしてくれて、優しく気遣ってくれる。
まさに「理想的な男性」であるのに加えて、後半の健気さには胸を打たれます。
余談ですが、あまりにも「お兄さん感」が溢れていたので、チャ・ウヌさんと同い年と知ってびっくりしました(笑)
少しずつ自信をつけていくヒロインの成長を応援したくなる
イム・スヒャンさん演じるカン・ミレは、幼いころのイジメが原因でどん底からスタートします。いくら整形でキレイな容姿を手に入れたとしても、傷ついた心を変えるのはかんたんではありません。
なので、「そこまで自分を下げる必要ある?」ってくらいにオドオドしっぱなしで、他人の視線にものすごく敏感だし自分にまったく自信がありません。
なかなか人の目をまっすぐに見れなかったり、つい言いよどんでしまったりする演技がめちゃくちゃリアリティたっぷりでした。
そんなヒロインが、二人の男性に想いを寄せられたり、友人たちと大学生活を送ったりするなかで、すこしずつ、本当に少しずつ周囲の人間に心を開き、自分に自信をつけて成長していく様子がめちゃくちゃ応援したくなりました。
『私のIDはカンナム美人』のおすすめ韓国ドラマ度は★3.5
ハッピーエンド | |
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ストーリー | |
キャラクター | |
総合 |
「チャ・ウヌさんの美しさ」という見どころを別にすると、ストーリー展開はかなり遅めです。にも関わらず、終盤はかなり駆け足なので、「メインカップルのイチャイチャを楽しみたい!」という人には、ちょっと物足りないかもしれません。
正直、脇役たちの恋模様をもう少し減らして、主演2人の恋模様をもっと増やして欲しかった…
ただ、日常風景に現れるチャ・ウヌさんは、笑顔はもちろん泣いた顔だろうがスネた顔だろうが、まさに現実離れしたカッコよさなので、チャ・ウヌさん好きな人はぜひ視聴してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【番組情報・制作スタッフ】
原題 | 내 아이디는 강남미인 |
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話数 | 全16話(約1,019分=約17時間) ※U-NEXTでは全24話 |
視聴率 | 平均視聴率:4.3% 最高視聴率:5.7%(第16話) ※AGBニールセンメディアリサーチ (出典:韓国版wikiより) |
放送 | 2018年 |
提供 | jtbc |
演出 | ▼チェ・ソンボム 『ファミリー/2012年』 『ジャングル・フィッシュ/2008年』 など |
脚本 | ▼チェ・スヨン 『ずる賢いバツイチの恋/2014年』 『一抹の純情/2013年』 など |