『あやしいパートナー~Destiny Lovers~』のチ・チャンウクさんと、『ただ愛する仲』のウォン・ジナさん主演の『僕を溶かしてくれ』を完走しました~
テレビ局の敏腕プロデューサーと普通の女子大生が1日だけ冷凍カプセルで過ごすはずが、気がつくと20年の時が流れていて…
20年の歳をとった各キャラクターを演じる俳優・女優が本当に秀逸。どこか面影を感じるキャスティングばかりでした(笑)
チ・チャンウクさんが除隊後、数多くのオファーのなかから選んだ復帰作ということで、韓国で非常に注目をあつめた作品です。
今回は、『僕を溶かしてくれ』のキャストやあらすじ、個人的な感想に基づくおすすめポイントについて紹介させていただきます!
(トップ画像は公式HPより)
星3.5の一度は見ておきたいおすすめドラマです!
『僕を溶かしてくれ』の基本情報
予告編
あらすじ
テレビ局の敏腕プロデューサーとして活躍するマ・ドンチャン(チ・チャンウク)。作った作品はどれも大ヒットで、時代のトレンドを読む力に優れたドンチャンが次に作ろうとした番組が「24時間冷凍人間プロジェクト」だった。
周囲の人間からは「誰も参加しない」と大反対されたが、ドンチャン自身が参加を決意。しかし、もう一人、女性の参加者がなかなか見つからない。
そんななか、白羽の矢が立ったのが、ドンチャンの作った体当たり検証バラエティで、いつも身体をはっていたコ・ミラン(ウォン・ジナ)だった。最初は参加を断ったミランだったが、苦学生で就職活動も上手く行っていなかったため、報酬に釣られて参加するのだった。
そしていよいよ撮影が開始。24時間後に目覚めるはずだったが収録中に事故が起き、二人はそのまま寝続けることに……。
そんな二人が目を覚ましたのは、なんと20年後。
周囲の人間がみんな歳を取り、混乱するドンチャンとミラン。社会生活を取り戻そうと努力するなかで、次第に惹かれていく二人だったが、実は長期間冷凍されていた後遺症で、体温を33℃以下に保たなければ命に危険があった。
ドキドキすれば体温が上がってしまう。胸を熱くする恋愛はあまりに危険だが……。
『僕を溶かしてくれ』のキャスト
相関図
チ・チャンウク
マ・ドンチャン役
テレビ局の敏腕プロデューサー。作る作品は軒並み大ヒットで、あたらしい時代を創りたいと挑んだ「24時間冷凍人間プロジェクト」で20年間冷凍されてしまう。
▼チ・チャンウクさんの他出演作品:
『コンビニのセッピョル/2020年』
『あやしいパートナー~Destiny Lovers~/2017年』
『THE K2~キミだけを守りたい~/2016年』
『ヒーラー~最高の恋人~/2014年』
『奇皇后/2013年』
『ペク・ドンス/2011年』 など
ウォン・ジナ
コ・ミラン役
韓国大学の女子大生。家が貧乏でなんとか就職したいがなかなか決まらない。
割のいいバイトとしてドンチャンの番組に参加していた縁もあり、「24時間冷凍人間プロジェクト」に参加するが、ドンチャンと一緒に20年間冷凍されてしまう。
▼ウォン・ジナさんの他出演作品:
『ライフ/2018年』
『ただ愛する仲/2017年』 など
個人的に印象深かった助演キャスト
- チェ・ソジン(ナ・ハヨン役)
(20年前)ドンチャンの恋人、TBOアナウンサー。 - ユン・セア(ナ・ハヨン役)
(現在)ドンチャンの元恋人、TBO報道局長。 - カン・ギドゥン(マ・ドンシク役)
(20年前)ドンチャンの弟。 - キム・ウォネ(マ・ピルグ役、マ・ドンシク役)
(20年前)ドンチャンの父。(現在)ドンチャンの弟。 - イ・ホンギ(ソン・ヒョンギ役)
(20年前)ドンチャンの後輩、番組AD。 - イム・ウォニ(ソン・ヒョンギ役)
(現在)TBO芸能局長。
『僕を溶かしてくれ』の感想(多少のネタバレあり)
20年の時を経たキャラクターの変化が秀逸
20年の時を経たキャラクターの変化(演じる俳優・女優)がめちゃくちゃ秀逸。思わず「なるほど」と唸るキャスティングばかりでした。
例えば、20年前の世界でドンチャンの恋人ナ・ハヨンを演じたのはチェ・ソジンさん。
20年後の世界では、ユン・セアさんが演じます。
ドンチャンがこき使っていたお調子者のADソン・ヒョンギを演じたのはイ・ホンギさんでしたが、
20年の時を経て、イム・ウォニさんが演じることになりました(笑)
顔の造形は別にして、俳優さん・女優さんの演技力のおかげで、どのキャラクターもしっかりと面影を感じることができ、クスッと笑ってしまいます。
時代に順応していく様子が笑えるし応援したくなる
ドンチャンもミランも、20年の時を経て目覚めたばかりのときは、戸惑いも大きく失敗ばかりでした。ですが、ものすごいバイタリティであっという間に順応していきます。
テレビ局に復帰したドンチャンが、局長にまで上り詰めたヒョンギを、昔のADだったころのように使いっぱしりにする様子は笑えるし、
20年ぶりに親友と会ったミランが、時間の流れを感じさせないほど、すぐに仲良くなるのには驚きます。
二人でアイデアを出し合って、20年間を失っているからこその発想で、番組を作っていく様子は応援したくなるし、実際にその番組を見たくなりました。
ドキドキしてはいけない恋がもどかしい!
メインカップルの二人は冷凍人間なので、体温が上昇してはいけません。
ちょっとドキドキするだけで、すぐに「体温が上がってますよ!」とアラームが鳴るので、ろくにイチャイチャもできないんです(汗)。ほんとにもどかしい……。
唯一の対策は、「濡れていること」。このため、本作では普通のキスシーンに加えて2回ほど、濡れながらのキスシーンがあるんですが、
鬱憤が溜まっているからこそ、流れるOSTも含めて、何度も見たくなる名シーンです。
↓は特にお気に入りのOST。
『僕を溶かしてくれ』のおすすめ韓国ドラマ度は★3.5
ハッピーエンド | |
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ストーリー | |
キャラクター | |
総合 |
メインカップルのイチャイチャや、二人を取り巻くキャラクターたちのドタバタが楽しく、イッキ見してしまいました。
ただ、シリアスな場面もあるものの、基本的にはびっくりするくらいサクサク進むので、「ストーリー自体を楽しみたい!」という方には、ちょっと物足りないと感じる部分もあるかもしれません。
スマートで出来る大人のチ・チャンウクさんや、『ただ愛する仲』のムンスは薄幸すぎたのでもっとキュートなウォン・ジナさんが見たい!という方にはオススメの作品です。
気になった方は、ぜひ視聴してみてくださいね♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【番組情報・制作スタッフ】
原題 | 날 녹여주오 |
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話数 | 全16話(約1,038分=約17時間半) ※U-NEXTでは全25話 |
視聴率 | 平均視聴率:2.16% 最高視聴率:3.20%(第4話) ※AGBニールセンメディアリサーチ (出典:韓国版wikiより) |
放送 | 2019年 |
提供 | tvN |
演出 | ▼シン・ウチョル 『輝く星のターミナル/2018年』 『九家の書〜千年に一度の恋〜/2013年』 『紳士の品格/2012年』 『シークレット・ガーデン/2010年』 『プラハの恋人/2005年』 など |
脚本 | ▼ペク・ミギョン 『僕を溶かしてくれ/2019年』 『私たちが出会った奇跡/2018年』 『品位のある彼女/2017年』 『力の強い女 ト・ボンスン/2017年』 など |