『応答せよ1994』のソン・ホジュンさんと『運命のように君を愛してる』のチャン・ナラさんが主演する『ゴー・バック夫婦』。
もともと好きだったことに加えて、先日『知ってるワイフ』を完走しまして、同じように現代で失敗して過去に戻ってやりなおそうとするストーリー展開である本作を思い出して2周目視聴。
2周目でも関係なく号泣(ToT)
チャン・ナラさんの泣く演技って、なんであんなに心を鷲づかみにされるんですかね(私だけ?)
苦しくて絞り出すような慟哭シーンには心臓が締め付けられますし、キム・ミギョンさん演じる母の深い愛情には温かい涙が溢れてきます。
今回は、この『ゴー・バック夫婦』のキャストやあらすじ、個人的な感想に基づくおすすめポイントについて紹介させていただきます!
(TOP画像は韓国公式HPより)
星5の何度も見返したくなる超おすすめドラマです!
『ゴー・バック夫婦』の基本情報
予告編
あらすじ
大学卒業と同時に結婚したバンド(ソン・ホジュン)とジンジュ(チャン・ナラ)。
明るい未来が開かれた主人公2人は、幸福の門を開いて幸せになりました…とはならず、結婚して14年後に離婚してしまう。
失意の2人はその夜、大きな地震に遭遇するが周囲の人間はそれにまったく気が付かない…。おかしいと思いつつ眠りにつき、目が覚めると1999年にタイムスリップしていた!
最初は「自分だけ?」と思っていたが、どうやら2人ともが大学時代にもどっていると判明。
「不幸な結婚生活の原因は相手にある」と感じていた2人は、互いに別の相手を見つけようと奮闘するも、ついつい相手のことが気になってしまう。
そして2人の子どもであるソジンや、家族を思って心を痛めるのだった…。
『ゴー・バック夫婦』のキャスト
相関図
ソン・ホジュン
チェ・バンド役
2017年:製薬会社の営業マン。取引先に媚びへつらい疲弊する毎日。
1999年:土木科の大学生。タイムスリップ後は、初恋の人ソヨンへのアピールに必死。
▼ソン・ホジュンさんの他出演作品:
『まぶしくて ―私たちの輝く時間―/2019年』
『私の恋したテリウス~A Love Mission〜/2018年』
『吹けよ、ミプン/2016年』
『応答せよ1994/2013年』 など
チャン・ナラ
マ・ジンジュ役
2017年:バンドの妻。家事と育児に追われ、夫への不満をつのらせている。
1999年:史学科のマドンナ。タイムスリップ後は、学生当時、告白されたことのあるナムギルと仲良くなろうとする。
▼チャン・ナラさんの他出演作品:
『皇后の品格/2019年』
『もう一度ハッピーエンディング/2016年』
『君を憶えてる/2015年』
『運命のように君を愛してる/2014年』 など
チャン・ギヨン
チョン・ナムギル役
クールで人を寄せ付けない史学科の先輩。とある事情でジンジュに告白する。
▼チャン・ギヨンさんの他出演作品:
『九尾の狐とキケンな同居/2021年』
『ボーンアゲイン~運命のトライアングル~/2020年』
『恋愛ワードを入力してください~Search WWW~/2019年』
『キル・イット~巡り会うふたり~/2019年』
『ここに来て抱きしめて/2018年』
『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~/2018年』 など
ホ・ジョンミン
アン・ジェウ役
バンドの親友の1人。内気でひ弱。ボルムに一目惚れする。
▼ホ・ジョンミンさんの他出演作品:
『欠点ある恋人たち/2019年』
『トップスター・ユベク/2018年』
『きっと☆うまくいくよ!/2015年』 など
ハン・ボルム
ユン・ボルム役
ジンジュの親友の1人。応援団のエース。男勝りでサバサバした性格。
▼ハン・ボルムさんの他出演作品:
『恋のレベルアップ/2019年』
『アルハンブラ宮殿の思い出/2018年』
『主君の太陽/2013年』 など
キム・ミギョン
コ・ウンスク役
ジンジュの母。
▼キム・ミギョンさんの他出演作品:
『サイコだけど大丈夫/2020年』
『師任堂(サイムダン)色の日記/2017年』
『ヒーラー〜最高の恋人〜/2014年』
『主君の太陽/2013年』 など
個人的に印象深かった助演キャスト
- チョ・ヘジョン(チョン・ソル役)
ジンジュの親友の1人。 - イ・イギョン(コ・ドクジェ役)
バンドの親友の1人。 - コ・ボギョル(ミン・ソヨン役)
バンドの初恋の人。 - イ・ビョンジュン(マ・バンソク役)
ジンジュの父。 - キム・ビョノク(チェ・ギイル役)
バンドの父。 - チョ・リョン(カン・ギョンスク役)
バンドの母 - イム・ジギュ(パク・ヒョンソク役)
医学部の学生。のちにバンドの営業先の病院長へ。
『ゴー・バック夫婦』の感想(多少のネタバレあり)
夫婦の愛情を取り戻していく様子に感動
家族のために嫌な取引先でも媚びへつらい頭を下げ続けたバンドと、いつも仕事でいない夫に耐えて子育てや家事に奮闘していたジンジュ。互いにストレスを溜め続け、ついにそれが爆発して離婚…。
まさにこういう家庭ってよくあると思うんですよね。
でも、過去にもどって「38歳の目」で大学生活を送るうちに、「相手を大切に思っていた当時の気持ち」を思い出していきます。そして「現代で何を思っていたのか」を話し合ううちに、「見えていなかったお互いの想い」を知るんです。
「絶対違う相手を好きになるんだ!」と思っているのに、つい互いのことを気にしてしまい、徐々に関係を修復していくバンドとジンジュにめちゃくちゃ感動してしまいました。
深い親子の愛情に涙腺崩壊
ネタバレになって申し訳ないのですが、第1話で分かることなので許してください。
実は現代では、ジンジュの母であるウンスク(キム・ミギョン)はすでに他界しています。
このことも、バンドとジンジュの心の亀裂の要因の1つではあるのですが、とにかくこのキム・ミギョンさんの演技が良い。
ウンスクにとっては昨日と今日でガラッと態度が変わり、急にベタベタと甘えてくるジンジュ戸惑いつつも娘を大切にする姿や、知らないながらにバンドへ見せる優しさ。もう母の愛が深くて大きくて…
特に最終話の母娘の会話は涙腺崩壊すること間違いなし!
ちなみに私は、号泣しすぎて動画を見れなくなったので、一時停止してティッシュ片手にしばらく嗚咽(おえつ)してしまいました(笑)
脇役の恋愛模様もしっかり!テンポの良いストーリー
『ゴー・バック夫婦』は全12話と比較的短めのドラマです。そのなかで、バンドとジンジュの恋模様はもちろんのこと、脇役たちの恋模様もしっかりと描かれています。
どちらかというとメインの2人が、互いに別の相手を見つけて恋をしようとしていて「どうなるの~」とドキドキする一方で、イチャイチャしている脇役カップルの様子を見ると「あ~付き合いたてのバカップルってこんな感じよね~」とニヤニヤすることでしょう。
だからといって、展開が強引だったり駆け足だったりするかというとそんなことはなく、散りばめた伏線を回収するために、必要なイベントがちゃんと起こります。
テンポよくストーリーが進んでいくので、飽きることなくあっという間に見終わってしまうと思いますよ♪
印象的なセリフ
「好きで働いてるのよ!(中略)
事業に失敗したら親失格なわけ?
人生には失敗してないわよ
あなたたちが結婚するまで何度でも起き上がるわ」出典:ゴー・バック夫婦 第8話より
ジンジュの友人の母親が、「両親が苦労しているのにのんきに学校なんか行けない」という娘を叱り飛ばすセリフなんですが、親目線でめちゃくちゃ共感していまいました。
やっぱり「どんなことがあっても食わせてみせる」って思いますもん。親なら。
ただこれ、子どもなりに親を思ってくれてるんだと思うんですよね。
だとすると、相手を思いやる気持ちはもちろん大切ですが、時には思い切って「自分の気持ちをちゃんと伝える努力をすること」も必要なんだろうな~と妙に学んだ気持ちになりました(笑)
『ゴー・バック夫婦』のおすすめ韓国ドラマ度は★5
ハッピーエンド | |
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ストーリー | |
キャラクター | |
総合 |
冒頭でもすこし触れましたが、『ゴー・バック夫婦』と似たドラマとして、チソンさんとハン・ジミンさんが主演する『知ってるワイフ』という作品があります。
『知ってるワイフ』が夫から見た妻を主軸にした「夫婦の話」であるのに対し、『ゴー・バック夫婦』はもっと広い視点の「家族や親子の絆」がテーマになっています。
また、『ゴー・バック夫婦』の方が話数が少なくコメディ色も強めなので、「サクッと笑ってサクッと泣きたいんだけどなんかいい癒やしドラマ無い?」って人にはおすすめできるかと!
ぜひぜひ見てくださいね♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【番組情報・制作スタッフ】
原題 | 고백부부 |
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話数 | 全12話(738分=約12時間) |
視聴率 | 平均視聴率:6.0% 最高視聴率:7.6%(第12話) ※TNmS全国マルチメディア統合調査 (出典:韓国版wikiより) |
放送 | 2017年 |
提供 | KBS2 |
演出 | ▼ハ・ビョンフン 『18アゲイン/2020年』 『ココロの声/2016年』 など |
脚本 | ▼クォン・ヘジュ 『ハイバイ、ママ/2020年』 など |